PS4スパイダーマン、めっちゃ面白そうだったけど、とりあえずゲーム性が似てるってことでやってみたバットマンが個人的にあまり楽しめなかったので少し熱は冷めていた。
が、バットマンアーカムナイトでネックだったカメラワーク問題(カメラアングルが強制的にバットマンの正面にくるのだ)がYoutube動画とかで見る限りは無さそうだったので、先日中古で4,000円代で売っていたのもありプレイしてみた。
なにこれ。ってレベルで面白い。
散々話題になっていろんなレビューが書かれているので、主にバットマンアーカムナイトとの比較でスパイダーマンの良さを書いていく。
※ワシには合わなかったというだけで、「バットマン:アーカム・ナイト」は非常によくできたゲームです。が、記事の趣向的にバットマンのよくない(とワシが感じた)所を列挙してしまうので、バットマンシリーズファンの方は見ない方がいいかも。
1.カメラワークが素晴らしい
個人的に「バットマン:アーカム・ナイト」最大のネック。大半がカメラワークが原因でゲームを楽しむことができなかった。
例えば、特定の敵をカメラに写しながら移動したいのに、移動すると自動で移動方向のアングルになってしまうのだ(一応、オプションでカメラサポートをオフにできるがあまり意味がなかった)。
プレイ中はほぼこのカメラワークとお付き合いしなければいけないので、必然的にゲーム全体のUXが低下する(せっかくの素晴らしいオープンワールドだし、もっといろんな角度から見たいっていうのもあった)。
スパイダーマンもこのカメラワークだったら他が良くても楽しめないだろうな。と思ったほど、「バットマン:アーカム・ナイト」のカメラワークは合わなかったが、結果としてはそんな懸念は杞憂に終わった。
それどころか、予想を超えてむしろすごくいいカメラワークだ!フレキシブルでいて、自動調整もあるんだけどとても自然で快適にプレイできる。
横向きにも歩ける
2.先の読めないストーリー
ネタバレになってしまうので詳しくは書かないけど、「バットマン:アーカム・ナイト」は最初のボスがメインストーリーの最終ボスで、物語中ほとんどずっとそいつと戦っているので(サイドミッションで他のヴィランも出てくるけど)、ストーリーに抑揚を感じられなかった。
スパイダーマンは、だんだん謎に迫っていくストーリーになっていて、ゲーム的でどんどん進めたくなる。
3.日常パートで気分転換
これは完全にワシの好みの話だけど、バットマンの世界観はとにかく陰鬱で、まあ、映画自体も特に明るい話じゃないからしょうがないんだけど、ずっとシリアスな展開が続くから常に気を張ってリラックスできない。
スパイダーマンは少しおちゃらけたキャラクターと、ストーリーにうまく絡んだ日常パートがいい塩梅で挟まれていて、あまり肩の力を入れずにプレイできるのもよかった。
女性もかわいい
4.生活感を感じられるオープンワールド
さらに「バットマン:アーカム・ナイト」の世界は常に夜で、しかも雨が降っている。そしてとある事件のせいで住人はほとんどおらず、街は混乱に乗じてひゃっはーしている犯罪者だらけ。
これもせっかく作り込んだゴッサムシティだし、街の住人とか、晴れた空の下での日常とかも見てみたかった。。
スパイダーマンは朝も昼も夕方も夜もあるし車もいっぱい走ってるし住人もいるし鳩も飛んでるぜ!移動は言わずもがな。超爽快だ。
贅沢言うなら、いろんな建物に入ったり、お店に入って買い物したり車に乗ったりしてみたかった。
その他
戦闘アクションは確かに難易度が高いけど、慣れていくとその手応えが癖になる。
チュートリアルが丁寧。サイドミッションも小出しにされていくので最初の情報量の多さに狼狽せずに済む。
サイドミッションの内容もバラエティに富んでるし、バックパックでの小話も面白い。サイドミッションで手に入るアイテムでスパイダーマンを強化できるのもナイスアイデアだし、スーツ作成で見た目が変わったり技が増えたりしてワクワクが止まらない。
ステルスプレイもできるし攻略の自由度も高し!
全体の感想
めっちゃ面白い(小並感)。小一時間ほどやった後、「スパイダーマンて面白ーっ!」と心の中で叫んでいた。
「バットマン:アーカム・ナイト」が合わなかったって人でも楽しめるはず!
では、よきスパイディライフを。