耳コピ曲分析:ロマンシングサガ3 バトル1

音感を鍛えるため、曲への理解をより深めるため、他色々といいこといっぱいなので耳コピをしよう。

ロマサガ3 の「バトル1」を耳コピしてみた。

疾走感の中にどこか哀愁を感じる曲。


あとで分析しながら見返してたら一部16分音符のフレーズ聞き取りミスがあったりしたので上げ直した。。まだ見落としあるかも、。精進します。

曲情報

作曲者はイトケンこと伊藤賢治さん。

  • 長さ:1ループ約1分35秒
  • キー:Bm
  • テンポ:BPM158

構成と特徴

便宜上「〇〇メロ」とか書きます。

  • イントロ:10小節
  • Aメロ:8小節
  • Bメロ:8小節
  • Cメロ:10小節

ループの仕方が少し独特で、

イントロ→Aメロ→Bメロ→Cメロ→
Aメロ→Bメロ→Cメロ

の後にまたイントロに戻る。

イントロ〜イントロの感覚を広げることで、ループ飽きを軽減できてるように感じた(初回のCメロの後すぐにイントロに戻ると55秒くらい)。

使用楽器

  • トランペット
  • ストリングス×3
  • エレピ
  • ベース
  • ドラム

ドラムとベースだけ見ると完全にロック。

そこにトランペットやストリングスが入って独特な雰囲気に。これがイトケン節というやつ?

トランペットが美味しい。でも引き立てる楽器がいればこそ。

エレピは高速でピコピコ鳴らす係。出番こそ少ないけどとてもいい仕事してる。

全体で音を延ばしてる時や、うおおーっと盛り上がる時に情報量をお手軽にプラスできてる。

曲、コード分析

あくまで勉強中のワシのメモなので、見落としているポイントや解釈間違い等あるかもですが悪しからず。

コード進行

イントロ

Im , II7/I|Im7
♭VI , ♭VII|♭III , I7
IVm7 , ♭III|IIdim , V7
Im7

最初の2小節はベースが固定なので、iの上にIm、II、♭IIIが乗ってる感じ。

2行目は♭IIIのIV→V→Iのせいか明るく聴こえる。

3行目はIVmからIIdimに下がってツーファイブワン。

最後のIm7、vの音は♭viiから半音づつ降りてくる。

Aメロ

Im , II7/I|V
Im , II7/I|V7(♭9)
♭VI|♭VI , Vm|IVm7|♭VII , ♭III

初♭VIのメロディのC#はテンションって捉え方でいいのかな。。

Bメロ

I7|IVm|♭VII7|♭III△7
IIm7(-5) |V7
Im

※V7の時2拍目くらいでメロディが♭9を弾いてる。

Cメロ

IVm7 , V|Isus4 , ♭IIdim7
IVm7 , ♭VII|♭III , ♭III△7
♭II , I7|♭VI , II7
V , ♭VI|♭VII , ♭VI
V , IVm7|♭III , V

もう一度全体

Im , II7/I|Im7
♭VI , ♭VII|♭III , I7
IVm7 , ♭III|IIdim , V7
Im7

Im , II7/I|V
Im , II7/I|V7(♭9)
♭VI|♭VI , Vm|IVm7|♭VII , ♭III

I7|IVm|♭VII7|♭III△7
IIm7(-5) |V7
Im

IVm7 , V|Isus4 , ♭IIdim7
IVm7 , ♭VII|♭III , ♭III△7
♭II , I7|♭VI , II7
V , ♭VI|♭VII , ♭VI
V , IVm7|♭III , V

コードの特徴とか考える

最初のIm→II7→Im7が独特な雰囲気。

最初以外にもIm→II7(onI)の流れがよく現れる。

メロディにも#ivとか♭しないviとか頻発するからその兼ね合いだと思うけど、この辺はスケールとか勉強していけばわかるようになるといいな。

ちなみに冒頭の和音、ナチュラルマイナーで弾いてみたらクッソダサくなった。。

これを狙って作れるようになりたいなあ。

イトケンさんバージョン
ナチュラルマイナー

正直、予想以上に複雑で今のワシにはよくわからないところが多々あった。。

viが♭じゃないのがデフォだったり。。

特徴的なコード

マイナー3種以外のコードは以下(テンションやsus4は除く)。

  • II7/I(ダブルドミナント?ただし4度上に解決しない。何かのスケール上のコードかな)
  • I7(IVmに進むセカンダリードミナント)
  • ♭IIdim7
  • ♭II

♭IIdim7は次にIVに進むし、I7の代理的な使われ方に思う(+半音の動き)。

♭IIはサブドミマイナーの代理でしょうか。I7へ滑らかに流れるための。

その他学び、気づき

ストリングスが最初から、コードでメロディを作っている。こういう時はどこまでをコードとして解釈すればいいのやろ。感覚?

速いフレーズの聞き取り

16部音符の速いフレーズを聞き取りやすさが、体調によって全然変わってビビる。

オクターブと5度で繰り返しが多いけど、コードの構成音を高速アルペジオしてたりもする。

コツというほどのもんでもなけど、繰り返しのフレーズの場合は繰り返しごとに分けて、繰り返しのx個目の音をフレーズとして捉えるとうまくいくことが多かった。

例えば「12312312」っていうフレーズがあったら、1や2だけに注目して聴いたり弾いたりしてみると結構わかりやすい。

そうでないものは、全体のコード感をつかんだり、x個目の音だけに超集中したりして頑張る。

あ、曲をDAWに取り込めるなら2拍リピートとかできるから便利。気が狂いそうになるけど。

曲を取り込んだトラックにMS処理やEQかけたりして目的の音を聞きやすくできるのも良い。

単音でもエフェクトで間が持たせられる

Aメロ前のストリングスは単音で元の音だけだとなんとも頼りない。

でもディレイとリバーブを深めにかけて左右にパンするだけで結構間が持つ

ベロシティはつけない

ドラムは生ドラム音源だけど、生っぽさが出ないようにベロシティによる強弱は全くつけないようにした。

この辺もちゃんとやると手間がかかるので、スーファミ音楽耳コピの利点かも知れない。

楽器の使い方の気づき

上にも書いたけど、ピコピコ音便利。

トランペットは単音でもメロを任せらる感じ。

ストリングスは、3音重ねればメロとコード感を同時に出せるし、1音ごとは弱いからトランペットがメロディを担当してる時はアンサンブルに徹せて柔軟性の高さを感じた。

あくまで考え方で、「単体でもメロで使える楽器とアンサンブル楽器の使い方」ってことです(楽器そのものの特徴を断定する意図はない)。

以上。では、よいDTMライフを。