まあ、358/2 Days、Re:コーデッドは映像作品化されたものなので、見ただけだけどね。
キングダムハーツ2 Final Mix
最初の街の雰囲気がいい。ずっとロクサスが主人公でもよかったな。
今作はロクサスっていうキャラクターで始まる。キングダムハーツ自体の物語にどう絡んでいくのか序盤はわからないけど、最初の街はどこかノスタルジックでほのぼのとしている。
少年少女の4人組でいろんなイベントが進み、映画「スタンドバイミー」みたいな青春物語的でいい雰囲気だったし、1と全く違う世界観で新鮮だった。
ほあーそうくるか。やるじゃんスクエア。と思ったけど、ゲームを進めるとメイン主人公ソラの物語に移行していく。
XIII機関のメンバー、誰が誰だかわからない
そして、Re:COMにも出てきたXIII機関やナミネ等のキャラクターが登場し、一気にスクウェア的になる。
今回はディズニーとのコラボ感が薄かったなあ。XIII機関の存在感が強すぎて。
1のセブンプリンセスみたいに、ストーリーの主軸にいろんなディズニーワールドのキャラクターが絡んで欲しかった。
そんで、XIII機関のメンバー、誰が誰だかわからない。
名前にエックスが入ってて似た感じになってるのと、一気に出過ぎで、「シグバールが・・・」とか普通に言われても「どいつだっけ?」ってなっちゃう。XIII機関メンバーの名前が出るたびにフワーって顔が浮かび上がって欲しかった、、。
こいつがシグバールってハナシだ!
Re:COMプレイしててある程度XIII機関を知ってる状態でこれなんだから、ナンバリングしかやってない人なんてホントついていけないんじゃないかしら、、。
システム
バトルは、難易度はちょっと簡単になったけどバランスはよくなった。
1はリーフベールとラストリーブを覚えてしまえば負ける確率をかなり減らせたけど、今作では回復魔法は全MPを消費するので、特定アビリティを覚えると難易度が激変するみたいなことが減っててよかった。
ただ、グライドとかハイジャンプがグロウアビリティというシステムによって、ある程度特定のバトルモードの習熟度を上げないと使えないシステムなのが不便だった。どんな戦闘スタイルでも覚えられるようにしてほしかった。
ワシはできるだけ攻略情報見ないでやりたい派なのでその辺のシステムがいまいち把握できず、高いところのアイテムが最後まで取れなくて困った。
ピースパズルはおもしろいから、その後必死に集めてるけど。
グミシップの組み立ては相変わらずよくわからない。
新しいミニゲームも追加されたけど、目新しいものは無かったな。
シリアスなシーンのはずなのに、高度なギャグに見えてしまう場面が
※ネタバレを大いに含むので反転してます。
アクセルが「俺は強いから」とか言って敵を全滅させてソラが「スゴイ!」って振り返ったらアクセル燃え尽きてるとか、「リク、会いたかった」って言ってフード外したらナチュラルにおっさん(アンセム)の顔が出てきたり、それらをいたって真面目にやってるのがおかしくて。うすた京介的なギャグに見えて笑ってしまった。ちなみにアクセルの消滅シーンに関してYoutubeでは概ね感動した系のコメントで、自分のひん曲がった感性を思い知った。ま、いいけど。
マレフィセントも最終的に子供の遊びに付き合ってくれるノリのいい母ちゃんに見えてきてしまった。
キングダムハーツ2総評
新しいキャラクターがいっぱい出てきて、ロクサスで始まった時は「おお」って思ったけど、終わってみたら全体的にただ1の延長。って印象だったかなあ。グラフィックもほとんど変わってないし。
FFで常に革新的なシステムを導入してきたスクウェアさんらしくないというか。やっぱりディズニーとやるってんで多少保守的になってるのかな。
ソラがちゃんと成長してて、少年らしさが少し無くなってたのはすごい。リクとカイリは成長しすぎな気が。
個人的には派生作品は物語の掘り下げ程度にしてもらって、ナンバリングタイトルでもう少し全容がわかるようにしてほしい。
でもおもしろかった(最後雑)。
映像作品
358/2 Days
元々はDSで発売された、XIII機関がメインのお話。おなじみの愉快な仲間たち。ロクサスとアクセル、新しく登場する「シオン」を軸にして進む。
相変わらずメンバーの名前は把握しきれてなくて、名前が出るたびにフワーってそいつの顔を映して欲しかった。
ノーバディには心が無いっていうことに疑問を禁じ得ない。
こいつら絶対に心あるよね。
Re:コーデッド
これはつまらなかったというか、キングダムハーツとしての話がほぼ進まなかった。
元々は携帯電話専用のゲームで、その後DSにも移植されている。
正直、最初の方と最後の方だけ見ればOK。実際ワシは中盤のセクションは最初だけ見てスキップしてた。
無理に映像化する必要もなかったんじゃ無いかな。。