やっとこさDTMで1曲作曲して感じたのが、自分の引き出しの少なさ。改めて色んなゲーム音楽を聴いていると、様々なジャンルの音楽がモチーフにされていることがわかる。
オーケストラアレンジはもちろん多いんだけど、ラテン系、民族音楽、サルサ、フォーク、ジャズ・・・。
んで、色んな本場の民族音楽も聴いてみたいと思い、早速TSUTAYAに行ってワールドミュージックの棚を物色してきたのでメモ。
Virtuoso Piper Of Scotland
スコットランドといえばバグパイプ!!そのバグパイプの名手、ビル・クレメントの演奏によるサウンドトラック。
Amazing Grace等、超有名な曲をアレンジしたものを収録しているのでとっつきやすいと思いレンタル。
が、2曲目以降を聴いても、どの曲もアレンジが似過ぎていて、注意深く聴いていないと「あれ、また同じ曲?」と感じてしまう。
同じ曲と感じてしまう要因として特に強力に作用しているのが2点。
まず、曲の入りがほぼ全て同じなのである。
シ♭のロングトーンが入りファから始まるメロディ。
そしてもう一つ。
最初のシ♭のロングトーン、なんと曲中常に途切れず鳴っているのだ。
何小節も、ずーっと!
だがおかげでスコットランドっぽさを簡単に出す方法がわかった。
まず低めのシ♭を1小節鳴らして、次の1小節はファを鳴らせばオッケー!
ファの直前に一瞬ミを噛ませるとよりそれっぽくなるぞ!
3曲入りくらいでよかったかな。流石にお腹いっぱい。
Hawaiian Cafe Lounge
意外と(ワシが好きな)ゲーム音楽にハワイアン的な要素が少なかったので、曲に取り込めたら面白いんじゃないかと思いレンタル。
ハワイアンのアルバムは多くあったが、ほとんどが歌ものメインだった。そんな中このアルバムはインストものも含まれていて、歌に引っ張られなくて済んで良い。
割と雰囲気が気に入ってしまって歌入りのも結局借りたけどね。
スティールギターのスライド奏法と思しき音色が特徴的。
ラテン音楽
アルバムタイトルそのまんま。潔さが素敵。
マンボとかムーチョとか、字面だけでも楽しげだが音楽もテンションが上がってくるアップテンポの曲が多い。
音色は意外と普通だけどリズムが特徴的。
ジャンジャカジャンジャカとか、バンバンバンババンバンババンバンとか。
なんとなくだけど、ドリフターズもラテンの影響強く受けてそう。
と思ってたら「タブー」が流れてきてどきっとした。これラテンだったのね。でも聴いてみると確かに。
なかなか参考になる。アー、ウッ!
Romancing Sa・Ga3 ORIGINAL SOUND VERSION
民族音楽じゃないけど、イトケンさんの曲ってあまり聴いたこと無かったから借りてみた。
単純にイトケンさんが音楽担当してるゲームをあまりやったことが無かっただけで、Saga2の音楽で何曲かは聴いたことあって好きだったのだ。
初めてエレキギターを使用したという、イトケンさんの転換期になったと言われる銘盤。70曲の大ボリュームだ!
スーファミゲームのサントラなので、同時発音数が少ないからコピー練習にももってこいね。
終わりに
一応全部視聴した上でレンタルしたんだけど、民族音楽系のアルバムって若干「クセの強いところが延々と続く」的なリスクあるよなあ。パクチー山盛り料理の満漢全席みたいな。しかも何曲か聴いてみないとわからない。
でも普通に聴いていても楽しいし、新しい扉開けそうだがや!
では、良いミュージックライフを。