我が家の読書習慣

いろんな知識を増やして、人生を豊かにしよう。ということで、1年ほど前から家族で本を読む時間を作った。現状のメモ。

我が家の読書時間とルール

厳密にルールを作ったわけではないけど、自然と以下のような流れでやっていた。

  • 毎日時間を決めて読む(子供が寝た後)
  • 読む前に時間を決めて読む(モチベーションの低い時は5分とか、わずかな時間でもOK)
  • 読んだ後に読んだ内容と感想を言い合う

色々本を読む中で、なかなか効果の高い本の読み方をしていたことに気づいた。

習慣化のためによかったこと

飽き性というか三日坊主で終わりがちな我が家が、1年以上も続けられている秘訣がここにある!
かも。

if thenプランニング

「もし〇〇なら(if)〇〇する(then)」というもので、とある研究によると「習慣化の帝王」とまでいわれるほど有効な方法らしい。

「子供が寝て時間ができたら、本を読む」という風にしていたので、自然とif thenプランニングを実行していた。

一緒にやる

どこぞの大学が行なった、ジム通いが習慣化できていない人を対象にした調査で、

  • ジムに行くとごほうびが得られるグループ
  • 他人と競わせるグループ
  • 一緒に行く仲間を作るグループ

に分けて検証したところ、仲間を作るグループが一番習慣化に成功するという結果になった。

一人じゃ続けにくいことも、一緒に頑張る人間がいると続けられるということやね。

ハードルを下げる

読み始める前に読書時間を決めるのだが、モチベーションの低い時は5分とか、短い時間でもやるようにしたことで心理的ハードルが下がったように思う。

「習慣化には手軽さがキモ」とはよく言われるが、確かにこのやり方は習慣化を意識していたと思う。

意外と読み始めると5分じゃ終わらなかったりする。

習慣化に関する今まで読んだ本

アウトプットのためによかったこと

得た知識もアウトプットして初めてその意味がある。

また、記憶の定着にもアウトプットは欠かせない。

読んだ後に感想を言い合うことには、こんな効果があった。

読んだ内容を説明する

当然感想を言う前にどういう内容かを説明する必要があるので、

  1. よかったor良くなかった
  2. 内容の説明
  3. 思ったこと

という流れで感想を言い合うことになる。

ラーニングピラミッドという、学習における記憶定着率を表すピラミッド状の図がある。それによると、他人に説明することは一番効果的な学習方法らしい。

確かに、説明するためには自分が理解していなければならないし、口に出すことでよりはっきり考え方を整理できている実感があった。

また、内容を説明することで自然と起承転結のある内容になり、意味記憶からエピソード記憶になるという効果も期待できそう。

覚えたことを口に出す

読んで得たことをそのまま終わらせず、口にする、ノートに書く等、体を使ってアウトプットすることも効果的みたい。

視覚だけではなく、他の五感も使うと脳への刺激になりいいらしい。

質問されることを想定すると定着率アップ

そんな感想会があるので、自分なりに咀嚼、要約して、自分がどう感じたのか整理しながら本を読み進める癖がついた。

アウトプット大全

シンプルなルール

最初に書いたようなシンプルなルールにしたことも功を奏したと思う。

シンプルなルールにすると、我が家の読書習慣にだけフォーカスしてみても

  • わかりやすいので特に頭を使わずに実行できる
  • =素早く判断・実行できるので、無駄な注意資源を消費しない
  • =実行後の事柄に集中できる

というメリットがある。

我が家では自然とこうなったってだけだけど、シンプルなルールを作るときは、↓のことに注意すると良い。

ルールの数が少ない

使う人によってカスタマイズできる

具体的である

柔軟性がある

SIMPLE RULES 「仕事が速い人」はここまでシンプルに考える

SIMPLE RULES 「仕事が速い人」はここまでシンプルに考える

めっちゃいい本なので他の投稿で詳しく書きたい。

これまた余談だけど、たまたま併読していたヤバイ集中力で裏付けされる内容も多く、首がもげるほど納得しながら読めた。

最後に

記憶定着のためのアウトプットはできてるけど、実生活や仕事でアウトプット(実践)できてるのかなあと思ったり。

たまに「あ、これ〇〇に書いてあったやつだ!!」ってなるけども。

使わない知識なんて無いも同然なので、ちゃんと役に立てたいな。

では、よき読書ライフを。