最近、とあるクライアントさんからのタスクが多くなってきた。「今月は結構数があるな」なんて思いながらも、まだ余力はあったので普通にこなしていた。
でも本当はこういう、エスカレートしたらよくない方向に進む可能性のある変化が起き始めた時は、なんらかの交渉をするとか、相談した方がいいのだろう。
なんのアクションも起こさないワシを不安に思ったのか、件のクライアントさんからの案件について提携している会社の社長が、電話をかけてきてくれた。
自分の組織を大きくしたいという気持ちと、一緒にやっていく人間にもっとしっかりしてほしいという思いがあるのだろうけど、久々に話せてすごくためになった。
変化は交渉のチャンス。ただし要求するだけではなく、根拠とアイデアをだすと信頼に繋がる。
要は、お客さんからの要望とかが増えた時は、「やったるで」と目の前のタスクをがむしゃらに消化するだけではなく、交渉のチャンスなんだというお話。
ただ金額のベースアップを要求するのではなく、それなりの理由を添えて交渉すると説得力が増す。
例えば、これ以上タスクがかさむようだとようだと、不測の事態が起きた際に現状の人数では対応しきれなくなることを伝え、バックアップ体制の補強をを交渉の材料に使うのだ。
体制を強化できるだけの地力、人間がいることのアピールにもなるし、クライアント側からしても、自分たちのことをしっかりと考えてくれていると、悪い気はしないはずだ。安心感と信頼感。
方法は途上中の人間に任せ、ヒントを与えて成長させる。
うまいやり方だと感心した。
さらにやりたいことをいろいろと説明した後、方法はワシに任せる。とのこと。ここまでヒントをもらってやらないわけにはいかんなあ。。
土壇場になったらどうにかしてくれちゃうんだろうけど、なんとかしたいな。
しかし、多分ああいう人達は、本能的に結果を導いてるんだろうな。交渉術も場数かな。しなやかにいきたいもんだね。
その他メモ(交渉の材料詳細とか)
それぞれの特性を理解する
- 提携会社の強みは平日10:00〜19:00対応可能
- ワシ、祝日とかも対応できることがある(個人のため、突発的な対応ができない場合もある)
交渉材料
- 手数の多い単純作業はないか(他に回せる作業)
- ワシサイドに作業を回せる人間がいないか
ホントメモ
- 営業さんと相談し、まとめて提案
- ゆくゆくは業態を広げたい
- タスク増えた→これ以上増えると何が起きるかわからんで→これこれこうしたるわ→だからベースアップして
後日談
最初の提案
突発タスク、データ整理にも圧迫されている。
- タスクを可視化できるツールを使ってスケジューリングする
- バックアップ体制を整える。ワシサイド、提携会社含め
改善案
期日に余裕のない依頼も多いので、作業可能日数によって金額を増減する。すごく理にかなっている。発注元としても納得しやすいし、無茶な依頼をしないように案件管理するようになる=組織としてしっかりするというメリットもある。
そもそも現状のワシの「時間/人」での見積もりだと、作業効率をアップするほど単価が下がる矛盾に陥る。
ゆくゆくはWebパートナーとして月額というビジョンにも目から鱗だったで。