Logic Pro Xのストリングスにexpressionのオートメーションが効かなかった時のメモ

3曲目を鋭意制作中、Logic Pro Xの使い方にもようやっとそこそこ慣れてきて、オートメーションとかも書くようになってきたワシ。

しかし、なぜか「Studio Strings」の音源でexpressionのオートメーションが効かなくて困った。そんな時に対処したことのメモ。

ベテランさんには常識のことかもしれないけど、調べてもあんまり出てこなかったので誰かの参考になれば幸い。

解決後に発見した公式マニュアル見れば一瞬で解決してそうだったけど。

「Studio Strings」のリージョンにexpressionのオートメーションを書いても音量が変化しない。

3曲目はのどかな故郷って感じの曲にしてて、ストリングス音源をベタ打ちだと鳴り初めとかがやかましかったり感じたので、覚えたてのオートメーションってやつで楽器の鳴り初めとか終わりの音量をコントロールしようと思ったのだ。

こんな感じかな

と、書いてみて鳴らすも、、んん?

これ、音量変わってるか?いや、ちゃんと書けてるしわしの耳がおかしくなったか?

しかし何べん聴いてみても、極端に書いてみても、ストリングスは元気に知らぬ顔で全開で鳴り続けるのだった。。

「Logic ストリングス オートメーション」とか、「expression 効かない」とかで調べてみるもピンポイントな情報は得られず、だが、どうやら音源側で使用するオートメーションを設定しないといけない。みたいなことが書いてある記事を見つけて、試しに「Studio Strings」のパラメーターをいじってみた。

「Dynamics via CC」をオンにして「Dynamic Controller」の値をExpressionにしたら効くようになった!

「Studio Strings」の編集画面

「Studio Strings」の編集画面を開いてみる。

一応、大体のパラメーターはわかる。わからないのは「Dynamics via CC」だけで、関係あるとしたらこれかなあ。

んで、ONにしてみるも、変わらず、、。お手上げかと思ったがよく見ると左下に謎の三角形が。

でん

おお!…おお、お?

何やらまだいじれるパラメータがあるみたいだけど、ようわからんな…

とりあえず赤枠のDynamic ControllerをExpressionにしてみると、、

効いたー!やったー!

後から調べたところ、CCっていうのはコントロールチェンジの略で、思いっきりオートメーションに関する名前だったみたい。

そして衝撃の、公式マニュアルを発見する(調べてなかったんかい)。

Studio Strings の概要

英語だけど詳しい動画も見つけた。今回のやり方であってたみたいでよかった。

遠回りもしたけど、オートメーションと音源側の関係がわかったので、今後他のサードパーティ製のプラグインで効かなかった時は「(音源名) オートメーション」で調べてみよう。ちなみにSample Tankのオートメーション設定はめっちゃ面倒くさそうだった。

困ったことがあったら、まず公式マニュアルを探すのが吉だ!しかし、わかりにくいと決めつけていたAppleのマニュアルがあんなにわかりやすいとは、、。

ただ、Dynamic Controllerは「楽器を弾く強弱」を操作するもの。

なので、レガートだとあんまり問題ないけど、スタッカートとかだと強弱でずいぶん音のキャラクターが変わってしまうから、素直にボリュームをいじったほうがいいかも。

他のパラメータもオートメーションメニューから選べるので音量とかは素直にそっちで書いた方がいいかも

オートメーションのメニューからStudio Stringsのボリュームも設定できる。

expressionにこだわる意味もないのかも

なんとなく勝手にフェーダーが変わるのが気持ち悪かったし、ノウハウ動画で「楽器の音量はexpressionのオートメーションを書こう」ということを言ってたからexpressionに固執してしまっていたけど、別にそれにこだわる必要も意味もないのかな。

いやー、まだまだわからないことだらけですわい。では、よいDTMライフを。